「ニュース検定対策講座・3級」強化問題(第6回・国際)の正解は下記の通りです。
2019年冬
問題6 ①
大勢の命を瞬時に奪うため「大量破壊兵器」と呼ばれます。核兵器には、保有国を制限する核拡散防止条約があり、化学兵器と生物兵器にも、開発や生産、保有などを禁止する条約があります。しかし、シリアの内戦では政権側が化学兵器を使った疑惑が何度も浮上しています。
問題7 ③
北朝鮮側に義勇軍を派遣しました。①第二次世界大戦の終結から5年後(1950年)です。②休戦協定(1953年)にとどまり、終戦に必要な平和協定は結ばれていません。④事実ではありません。戦争で核兵器が使われたのは広島と長崎(ともに1945年)だけです。
問題8 ③
加盟国はアフリカにはありません。②例えばEUは域内での人の移動の自由を保障しています。このルールは、イギリスがEU離脱を決めた背景の一つとされます。イギリスに東ヨーロッパなどから移民が大勢押し寄せても拒めず、国民の間で不満が高まったのです。
問題9 ④
有人の月面着陸を成功させているのはアメリカだけです。1969〜72年に12人を送りました。ソ連も、同時期に無人探査の着陸を何度も成功させています。月探査には膨大なお金がかかります。当時それが可能だったのは、米ソが冷戦を背景に、国の威信をかけて宇宙開発を競ったためです。
問題10 ②
核弾頭の保有数は1位ロシア(6500発)、2位がアメリカ(6185発)とされます(2019年1月時点の推計)。核兵器禁止条約(国際連合の交渉会議で2017年7月に採択)に対して、ロシアやアメリカをはじめとする核保有国は否定的な立場です。
2020年夏
問題6 ①
②人口が増えないように、子どもの数を制限していました (2016年廃止)。③日本よりもネットの規制が厳しいです。「国の安定のためには自由や人権が制限されることは仕方がない」と政府は考えています。④GDPは日本よりも多く、アメリカに次いで世界第2位です。。
問題7 ④
「中距離核戦力 (INF)全廃条約」です。①パレスチナ自治区へのイスラエルの入植も認めました。③撤収後、トルコ軍がクルド人支配地域を攻撃しました。クルド人はアメリカと連携して過激派組織「イスラム国」(IS)と戦ったため、「裏切り」との批判もあります。
問題8 ③
① 「東南アジア」です。「ASEAN」は 「東南アジア諸国連合」の英語の略称です。②ASEANに加盟しているのは10カ国で、EU(27カ国)よりも少ないです。④最も多く、約2億6000万人です(2017年時点)。
問題9 ③
INF全廃条約は1987年、アメリカとソ連が2国間で結びました。核兵器のうち「 地上から発射して500〜5500㌔先まで届くミサイル」について全て廃棄すると定め、開発・実験・保有も禁じました。冷戦終結を導く画期的な条約でしたが、2019年8月に失効しました。
問題10 ①
②中東やアフリカです。③温暖な地中海沿岸ではオリーブやブドウなどが栽培されます。コーヒー豆はブラジルなどで盛んです。④27の加盟国のうち、ユーロを使っているのは19カ国です。例えばイギリス(2020年1月に離脱)は加盟時も「ポンド」を使い続けていました。