写真家・宇都宮徹壱さんからのメッセージ
2月24日に行われたキリンチャレンジカップ2012のためサッカーのアイスランド代表が来日したことを契機に、アイスランドの女性サポーターを撮影したホームページの写真についてお問い合わせをいただいておりますが、このたび撮影者である写真家の宇都宮徹壱さんからメッセージをいただきましたのでご紹介します。
「写真は2003年、アイスランドの首都レイキャビクで撮影したものです。
欧州選手権2004年大会の予選、対ドイツ戦があり(結果は0-0)、試合後の地元の女性サポーターに撮らせてほしいとお願いしたところ、みなニッコリ快諾してくれました。
アイスランドは北海道よりやや大きい島国ですが、人口はわずか31万人しかいません。
そんな小さな島国から、エイドゥル・グジョンセン(サッカー選手)やビョーク(アーティスト)といった世界的な才能が誕生しているのだから、ちょっと驚きですよね。
アイスランドの人々は、自国があまりにも小さいので、国外に出てチャンスをつかむことを当然と考えている印象を受けました。その中から、さまざまなジャンルで世界に通用する人材が生まれています。
好むと好まざるとにかかわらず、グローバル化の荒波にさらされている今の時代。
われわれ日本人もアイスランドから学ぶべき点はあるのかもしれません。」
なお、宇都宮さんはノンフィクションライターとしても活躍しており、オフィシャルサイト「徹壱の部屋」をご参照ください。
http://supporter2.jp/utsunomiya/